バスケットボール選手のケガ、故障に繋がりやすい疲労の正体
- 2016/10/28 更新日: 2019/4/22
- スポーツ

バスケットボールは筋力・持久力・瞬発力などすべてが欠かせず、ぶつかりやすいハードなスポーツです。そんな選手たちはどんな疲労やケガ、故障の危険を抱えているのでしょうか。その原因となる疲労にはどんなものがあるのでしょうか。
- バスケットボール選手は毎日のハードな動きを繰り返すことでケガや故障が多い
- ジャンプや急停止などを繰り返すことで、膝や足に大きな負担がかかる
- マッサージやクールダウンを取り入れて効率的に疲労を回復しよう
様々な球技の中でもハードなスポーツと言えるのがバスケットボールではないでしょうか。バスケットボールの試合は第一クォーターから第四クォーターまで執り行うのが基本的なルールであり、1クォーター10分、全部で40分の試合時間となります。第二クォーターと第三クォーターの間には長めの休憩時間が設けられているのですが、それ以外は2分間のインターバルとなるので試合だけを見てもハードなスポーツだということはよく分かります。それでは、バスケットボール選手はどんな疲労を抱えているのでしょうか。
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バスケットボール選手はケガや故障に悩むことが多い!
プロだけではなくバスケットを長く続けている学生にも言えることですが、バスケットボール選手はケガや故障などに悩むことが多いようです。スピード感が命とも言えるのがバスケットボールというスポーツであり、相手との接触などでケガもしやすくなります。
また日々の練習の中で捻挫や突き指、肉離れやアキレス腱の痛みや疲労骨折などの故障が起こることも多く、突発的に起こるものから蓄積されて起こるものまで多くあります。日頃のケアだけではなかなか防ぐことができないものも多いのでバスケットを続ける上で大きな悩みとなることも多くなります。
攻守の切り替えが速く、膝や足への負担となる
バスケットボールの試合中や練習中には攻めとなるオフェンスと守りとなるディフェンスを繰り返し行うことになります。その度にジャンプをしたり、急停止をしたり、短い距離を継続的に走ることで膝や足への負担はとても大きなものとなります。特に試合中には多少の痛みを感じても我慢することも多く、これが後々になって響いてくることも少なくありません。
バスケットボール選手が抱えやすい疲労とは?
突き指や捻挫などの突発的なケガに対して疲労が蓄積して引き起こされるのが疲労骨折や半月板の損傷による膝の痛み、肉離れなどです。日々の練習による疲労を上手く取り除けていないことから疲労が蓄積し、故障へと繋がってしまいます。
疲労を翌日に持ち越さないことが疲労を溜めない鍵となる
疲労を溜めることで故障の原因となってしまうのですから日々の練習で抱える疲労をいかに効率的に解消し、翌日に持ち越さないかが重要な要素となるのではないでしょうか。
ハードな練習の後には必ずクールダウンを!
ハードな運動を急にストップしてしまうと血流の循環などの作用が全て心臓によって賄われることになり大きな負担になってしまいます。マラソンなどをした後に一定の距離を歩くなどするのは、これを回避するためであり、ハードな練習の後にクールダウンを取り入れるか取り入れないかでは疲労の回復には大きな差が生じます。15分から20分ほど軽い運動をクールダウンとして取り入れるのが理想的ですが、難しい場合にはグラウンドを1周から2周程度歩くだけでも効果があります。
マッサージや疲労回復効果の高い食事が大切です
ハードな練習の後こそマッサージを取り入れて筋肉をほぐし、血流をよくすることが大切です。自分で行うのもよいのですが、整体院などを利用して正しい知識を持つ整体師などに施してもらうことで次回のパフォーマンスを大きく変えることも可能ではないでしょうか。あとはすっぱいものに多く含まれるクエン酸や鶏むね肉に多く含まれるイミダペプチドを食事に取り入れ、疲労の回復に努めましょう。