クロールの疲れは何処から?長距離を泳ぐためのコツ

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クロールは腕(ストローク)と足(キック)の動きで進んでいきますが、特に体力を消耗するのが足の動きです。長距離を疲れずに泳ぐには体に力を入れすぎず水の抵抗を抑える泳ぎ方を覚えましょう。

  • 思い切り激しいキックをすると体力を消耗し一気に疲れてしまう
  • 長距離を泳ぐには水の抵抗が少ない泳ぎ方をすることが大切
  • 腕も力を入れすぎずに水を掴むように楽に回すフォームを覚えよう

腕の動きと足の動き、どちらが疲れの原因?

水泳の自由形・クロールという泳法は、バタ足の動き(キック)と腕で水をかく動き(ストローク)の二つの動きによって進んでいきます。全身を使う運動になりますが、特に体力を消耗して疲労につながるのがキックです。そのため、クロールで長距離を泳ぐ場合にはあまり激しいキックをおこなわずに2ビートのゆったりとしたリズムで足を動かしますし、流れに沿って足を漂わせるだけという場合もあります。

短距離でとにかくスピードを競うという場合には素早いキックも必要になりますが、ご自身がどの程度の距離を泳ぐのかによって力の入れ具合は調整していく必要があるでしょう。

水の抵抗を大きく受けることで体力を消耗

クロールで疲労を感じずに、なおかつスムーズに泳ぐためには水の抵抗をいかに減らしていくかということも大切なポイントになります。腕の動き(ストローク)に問題があるために全身に大きな抵抗を受けてしまって体力を消耗してしまっている方も多いので気をつけましょう。

ストロークをする際には特に深く必要以上に水の中に入れる必要はありません。浅いストロークでもリズムよくしっかりと水を掴むようにすれば前に進みます。逆に深くストロークをすることで思ったように進まずにどんどん体が沈んでしまい、その分疲労も溜まってしまうのです。

力を入れずに泳ぐコツを掴もう

特に水泳の初心者の方だったり、もっと速く泳ぎたいと思っていたりすると、泳ぐ際に全身に力を入れすぎてしまい疲労度が増してしまうことがあります。力み過ぎて泳いでいると途中でどんどん疲れてきてスタミナが持たなくなってしまい、スピードが落ちてしまったり無理やり泳いでいるような悪いフォームがクセづいてしまいやすくなります。

ですから、力を入れずに正しいキレイなフォームで泳げるように練習していくことが大切です。まずはあまりスピードばかりを意識せずに理想的なクロールのフォームを身につけるようにしましょう。

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