マラソンランナーに多い疲労と、体を疲れさせないための対策法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

マラソンランナーが抱える疲労の多くは筋肉疲労です。疲労の種類が分かっていれば、素早く疲労を回復させたり、予防することも可能になります。上手なエネルギー補給の方法を覚えたり、不足しがちな鉄分を補っていきましょう。

  • マラソンをすることによって生じる疲労の多くが筋肉疲労
  • エネルギー切れを起こさずに走るために飴やハチミツで糖分を補給
  • 鉄分が不足すると酸素不足を起こして疲労が生じてしまう場合も

マラソンによって生じる疲労とは?

疲労には色々な種類がありますが、マラソンによって生じるのはほとんどが筋肉疲労です。長い距離を走るわけですからもちろん走り始めよりも終わりに近づくにつれて疲労度は増してきます。エネルギーが切れてしまうことでせっかく練習をしていてもただ苦しくてつらいだけになってしまったり、思ったように体が動かなくて怪我をしてしまう可能性も考えられます。

また、過剰な練習によって筋肉に疲労が溜まり続けることで、ランナー膝やアキレス腱炎などといったスポーツ障害につながってしまうこともあるのです。そのため、怪我やスポーツ障害を起こすことなく快適に走り続けるためには上手なエネルギー補給のコツを知ること、そして溜まってしまった疲労はきちんと体のケアをしてあげて取り除いてあげることがマラソンランナーには欠かせません。

上手なエネルギー補給のポイント

エネルギーの補給は、疲労の予防として走り始める前の摂取、そして走っている途中にも上手に摂取出来るようにしておきましょう。まずは走り始める前についてですが、出来るだけ吸収の早い糖分を摂取するように心がけてください。ハチミツ(ハチミツ漬けのレモンなどですと食べやすい)だったり、もっと手軽に摂取したいというのであればエネルギー補給のためのゼリードリンクなども良いでしょう。

そして走っている際には給水ポイントを上手に活用することを考えていくと共に、走っている最中にはエネルギーが切れてしまうポイントを予測して大体その地点に到達する20分くらい前に飴を舐めておくというのも良いでしょう。

鉄分が不足していることによる疲労

マラソンをしっかりと走りぬくためには酸素不足に陥らないようにしなくてはなりません。もしも呼吸機能に疲労が溜まってしまえば上手にリズムよく呼吸が出来なくなってしまい余計に疲れてしまいます。体内の鉄分が不足することによって酸素を運ぶ役割をする赤血球が減少してしまい上手に酸素が運搬されません。そのため、ランナーの方は鉄分不足にも注意が必要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

最近書かれた記事

  1. 2020-4-30

    マグロの漬けサラダ

    今日のレシピはこれからの季節にぴったりの「マグロの漬けサラダ」。疲労回復効果の高いイミダペプチド成分…

知っておきたい「疲労の基礎知識」

  1. 最近話題の「イミダペプチド成分(イミダゾールジペプチド)」をご存知でしょうか? 林修の今でし…
  2. 発熱や喉の痛みがあると多くの人は薬を飲んだり、病院で診察を受けたり回復しようと努力するのに対して疲労…
  3. 体内の活性酸素が過剰になると細胞を酸化させてFFという疲労物質が生じます。と、同時にFRという疲労回…
  4. 過労や睡眠不足、ストレスなどで疲れているはずなのにそれを自覚していない人は意外に多いようです。動物は…
  5. 疲れていますか?と質問をすると多くの人は「疲れている」と答えるそうです。 中でも年齢を重ねることで…

おすすめ疲労回復レシピ

  1. マグロの漬けサラダ

    今日のレシピはこれからの季節にぴったりの「マグロの漬けサラダ」。疲労回復効果の高いイミダペプチド成分…
ページ上部へ戻る