「イミダペプチド」が疲労回復の救世主?身近な”あの食材”を摂るだけ!
- 2019/3/20 更新日: 2021/12/17
- 回復成分, 疲労回復
- イミダゾールジペプチド, イミダペプチド

最近話題の「イミダペプチド成分(イミダゾールジペプチド)」をご存知でしょうか?
林修の今でしょ!講座(テレビ朝日)、アサイチ(NHK)、その原因、Xにあり!(フジテレビ)等のテレビでも有用性が紹介され、
医学的にも確かな効果が実証された最強の疲労回復成分がイミダペプチドです。
Contents
イミダペプチド(イミダゾールジペプチド)って?
イミダペプチドは、1万キロメートル以上もの距離を休まず飛び続ける渡り鳥を分析したことによって発見されました。
季節によって住処を変える渡り鳥の中には、9日間の短い間に約1万1キロ(ジャンボジェット機でも十数時間かかる距離)を無着陸で移動するものもいます。
常に羽ばたき続ける渡り鳥の羽を動かす筋肉や、泳ぎ続ける回遊魚(マグロやカツオ)の尾びれなどに含まれています。
渡り鳥や回遊魚がこれほどまでに長時間連続をして運動していても疲れて休んだりしないのは、このイミダペプチドのおかげなのです。
そしてイミダペプチドは、人間が摂取することによって疲れを根本から回復し、疲れにくい身体にすることが可能な成分なのです。
自宅にある”あの食材”に含まれるイミダペプチドが疲労回復の救世主!
ではそのイミダペプチドを効率よく摂取するにはどうしたら良いのでしょうか?
イミダペプチドが含まれる牛肉、豚肉、マグロなど様々な食品を検証していった結果、特に鶏むね肉に多く含まれていることがわかりました。
鶏むね肉は低カロリー、高タンパク質で最近人気の食材です。
価格も安価なので食卓に取り入れやすく、まさに疲労回復の救世主と言えます。
疲れを根本的に回復・疲れにくい身体を作ることができるイミダペプチド
イミダペプチドの疲労回復効果を実証するために、以下の3つのポイントに注目した実験がおこなわれました。
- 身体のパフォーマンスの低下を抑えることが出来るかどうか
- 疲労感を減らすことが出来るかどうか
- 細胞の損傷・酸化を抑えることが出来るかどうか
実験の結果、イミダペプチドを摂取したことで、この3つのポイントに対してすべてしっかりとした効果があったという結果に繋がったのです。
一般的に疲労回復に効果があるとされているうなぎや焼肉などのスタミナ食では疲労回復効果が認められているものはほとんどありません。
むしろ脂質が多い食事は、胃に負担がかかり疲れてしまうこともあります。
また、にんにくやお酢、タウリンやカフェインなどの配合された栄養ドリンクなどでは
一時的に疲れが取れたという感覚を得ることは可能ですが、根本からの回復とはなりません。
その点イミダペプチドは、疲れを根本から回復することのできる抜群の疲労回復成分だということで非常に注目を集めています。
疲労回復効果を期待するためにはイミダペプチドをどう摂取すれば良いの?
疲労回復効果を得るためには、イミダペプチドを毎日200~400ミリグラム程度摂取するのが理想的だという実験結果が出ています。
鶏むね肉には100グラムあたり200ミリグラムのイミダペプチドが含まれているので、「1日100グラムの鶏むね肉」を食べる習慣をつけるとよいでしょう。
イミダペプチドは熱に強い成分なので、加熱して調理しても成分の損失はありません。
ただし、鶏むね肉を茹でるとイミダペプチドが水分に溶け出してしまうため、スープも必ず摂取するようにするようにしましょう。
継続摂取が疲労回復の鍵!サプリメントやドリンクの活用も効果的
そして、大切なポイントとしてイミダペプチドの疲労回復パワーは継続摂取を開始してから2週間後以降に発揮されるものです。
効果の実感には個人差があるので、まずは2週間~1ヶ月は鶏むね肉を100グラム食べ続けることを心がけましょう。
「外食の機会も多いし、100グラムを長期的に摂取するのは難しい…」
「毎日忙しくて、料理をする時間がない…」
上記のような方ももちろんいらっしゃるでしょう。
継続的に摂取しなければ…と気負ってしまい、逆に疲れをためてしまっては本末転倒です。そんな方はイミダペプチドが含まれているサプリメントやドリンクを活用して必要な量を摂取しましょう。
余裕のある日は自宅で鶏むね肉料理を、忙しい日はドリンクで手軽に摂取するなど
生活に合わせたスタイルで疲れにくく元気な毎日を目指していきましょう。
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