
一般的に長く続かず、飽きやすい性格というのは嫌われる傾向にあります。
脳が疲れると注意力が散漫になったり物忘れをしたりする症状が現れるのですが、飽きるもその症状の一つであり、脳が疲れたと出しているサインなのです。
- 長時間作業を続けることで飽きてしまうのは性格ではなく脳
- 飽きるというサインは脳が疲れている状態であり、見逃してはいけない
- こまめに気分転換をして脳を休ませることが大切
Contents
飽きやすいのは性格?続けることがいいとは限らない
長時間同じことを続けると飽きるのは性格ではなく脳が疲れているから
仕事などで長時間同じ作業を続けていると飽きてしまいます。飽きるということは性格上の問題なのでしょうか。中には飽きることは悪い性格だと言う人もいるでしょう。
ですが実はこの飽きるという感覚は性格よりも脳が関係しており、脳が疲れると飽きるというサインを出し休憩を促しているのです。
飽きることで集中力が低下し、作業効率は悪くなってしまいます。それでも作業を続けてしまうと注意力も散漫になることから作業によっては危険を伴うこともあるでしょう。この飽きるというサインを出来るだけ無視しないで作業の手を止めて休憩を取ることで脳の疲労を回復することができます。
また、疲労を回復することで集中力や注意力も回復させ作業効率を上げることが出来るのではないでしょうか。
飽きたと感じたら一度休憩を取って脳を休ませてあげましょう。
飽きるというサインはとても大切だった
現代人の脳は非常に疲れている
飽きるという感情は脳が出す疲労のサインです。現代人の脳はパソコンやスマートフォンを使って非常に便利に多くの情報を得ることが出来る様になった反面、脳に伝わる情報が多すぎることによって脳は入ってくる情報の全てを処理しなければならないのでオーバーワークとなり、脳に貯められているエネルギーは不足してしまい脳は疲れてしまいます。
脳の疲れが慢性化すると・・・
脳に疲労が蓄積し慢性化してしまうことで脳機能が低下し、ホルモンの分泌や免疫機能の低下、食欲のコントロールの低下、不眠などを起こし、肥満やうつ病などの原因となってしまいます。飽きるという脳からのサインは見逃すことなく出来る範囲で飽きを感じたら休憩を取り、脳を休ませることが重要です。
飽きたら気分転換をして脳を休ませましょう
脳を休ませる気分転換の方法
脳が疲れた状態で思考や作業を長時間続けることでパフォーマンスが低下し精神的にも不安定になります。こんな時にはうまく気分転換をすることで脳を休ませることができ、作業効率や集中力を高めることが出来ます。その方法をいくつか紹介しましょう。
・その場で深く深呼吸をする
・少し体を動かす
・歩く
・掃除をする
・外気に触れる
・有酸素運動を取り入れる
・冷たい水で顔を洗う
・睡眠を取る
・好きな音楽を聞く
・友人と食事に行く
と言った方法です。
その場で深呼吸をするだけでも思考や気持ちをリセットすることができ、その場で簡単に行なうことが出来るので体も軽くなりリフレッシュすることが出来ます。さらに少しでも動けるのであれば立ち上がったり余裕があれば前後に上半身をひねってみましょう。首の周りの筋肉をほぐすことでさらに効果を高めることが出来ます。
外に出ることが出来れば外気に触れ、軽く散歩をしたりウォーキングをするのも効果的です。有酸素運動をすることで交感神経が活発になるとその後心身のリラックス効果のある副交感神経が活発になり、運動をすると気分がスッキリするのはこのためです。環境や状況に応じて出来る気分転換の方法を見つけて疲労を感じたら脳を休ませましょう。