
部屋や土地の広さ、周辺の環境、価格、間取り、住宅設備など、家を選ぶ基準は様々ですが、毎日通勤をしている人は職場からの距離を考慮することで、疲れを防ぐことができます。
職場から自宅までの距離が近いと疲れにくい?ちょっと遠くても広くて自分の気に入った間取りや設備が整っている住宅の方がいいのでは?と思う人もいるのではないでしょうか。
職場と自宅の距離が近いことと疲れを防ぐことにどんな関係性があるのでしょうか。
- 人付き合いも大切だが人と接することで人疲れに陥ってしまう
- 家が近ければそれだけ一人になる時間を確保することができる
- 喫茶店や図書館などを利用して一人の時間を過ごすのもおすすめ
Contents
昼休みや通勤時間も人と過ごすことで知らぬ間に疲れている
そこまで忙しくなく、たいしたことをしていないのに、一日中社内にいるだけで帰るころにはクタクタになっているという経験はありませんか?
この疲れの原因は、人疲れによるものと考えられます。
社内で起こる「人疲れ」
デスクワークがメインの人は、基本的に一人になる時間というものはほとんどありません。狭い空間の中で常に職場の人と接していることで、物理的な距離を取ることができず疲れやすくなってしまいます。
通勤電車や人が多いカフェも人疲れが起こる原因になる
職場では上司や部下、同僚など、何かとコミュニケーションを取ることが多いですよね。
そんな環境の中だと人疲れが起こるのは、なんとなく想像ができるという人も多いのではないでしょうか。
ですが、職場の他にも人との物理的距離が取りにくい満員電車の中や隣の人の肩に触れてしまうような繁盛しているカフェなども、人疲れが起こりやすい空間です。
職場や満員電車など人と接することが当たり前の空間に毎日いること、人疲れを起こし、慢性的な疲れに繋がります。
職場の近くに引っ越すことで慢性的な疲れを予防できるのはなぜなのか?
朝、出勤をしてしまうと、なかなか一日の中で一人になる時間がありません。そんなときは意識して一人になる時間を作りましょう。
一人の時間は副交換神経を優位にする!
一人の時間が慢性的な疲れを予防することができる理由は、副交換神経を優位にして頭と体を休めることができるからです。
活動しているときに優位になる交感神経はオン、リラックスしているときに優位になる副交感神経はオフの状態であり、意識して副交感神経を優位にすることで休息する時間を作ることができます。
職場の近くに引っ越すことで一人の時間が増える!
職場の近くに引っ越せば、通勤時間が短くなります。
そのため帰宅する時間や出勤する時間にも余裕ができ、自宅で一人で過ごす時間を増やすことができます。
また満員電車に乗る時間が短くなったり、距離によっては満員電車に乗る必要もなくなります。
この他にも睡眠時間も長く確保することができるので、体力的な疲れもしっかり回復することができます。
場合によっては、職場から自宅が近いことで勤務中でも昼休みなどに自宅に帰って、一人になりリラックスすることができます。
一人の時間を作りにくい場合は心理的に一人になれる場所を探してみる
そうは言っても、すぐに引越しをするのは難しい…。そんな場合は、心理的に一人になる時間を短時間作るだけでも、疲れを防ぐことができます。
ランチタイムを活用するのがおすすめ
食事は自分のデスクや社食などで食べたとしても、残りの休憩時間はトイレや更衣室、非常階段や屋上など一人になれる場所を見つけてみましょう。
場合によっては近くの公園など外出をするのもおすすめです。
なかなか一人になる時間を作ることができない場合は
職場の近くへの引っ越しやランチタイムの活用など、一人になれる時間を意識して作りたいけれど、あまり現実的ではないという人は、心理的に一人になれる場所を探してみましょう。
疲れを予防するために一番おすすめなのは、周りに人がいないことですが、難しい場合はカフェや図書館や書店など、ゆったりとした場所で何も考えずに過ごすことができる場所でも一人の時間を作ることができます。