美容師は思った以上に大変!疲れを軽減するポイントとは
- 2017/8/3 更新日: 2017/8/2
- 仕事・職種別

美容師と言えば華やかで、洗練されていて、常に流行の最先端を走っているというイメージです。でもこれは表向きのイメージであり、実際に現場で働いている美容師は様々な悩みを抱えています。美容師が抱える悩みの中でも多いのが普段の業務の中で蓄積する疲れです。そこで、美容師が毎日楽しく仕事を続けることができるように、毎日の疲れを軽減するポイントを紹介します。
- 美容師が感じる疲れは退職理由にも繋がっている
- 立ち仕事など体力的な疲れは、靴選びや入浴で軽減できる
- シンプルな方法で毎日の心の疲れを軽減できる
Contents
立ち仕事、人間関係、美容師が感じる疲れは深刻な問題
一見華やかなイメージの美容師という職業ですが、他の職業に比べると離職率はとても高くなっており、以前は美容師免許を取得して働いていたが、今は美容師としては働いていないという人も多く存在します。
美容師の退職理由
肉体的な疲れを引き起こすもの
美容師は基本的には一日中立ちっぱなしです。お客さんの髪の毛をカットしたり、カラーをしたり、パーマをかけたり、シャンプーをしたり、いつも行っている美容室を見ても座って接客をしている美容師を見ることはほとんどないのではないでしょうか。立った状態が長く続くことで、腰や足などに疲労を感じやすくなってしまいます。中には腰痛などで退職を考える美容師もいます。
精神的な疲労を引き起こすもの
美容室では様々な個性を持つ美容師やアシスタントがサロンの中にいます。これらの人たちとオープンからクローズまで一日中一緒に業務をこなしていくことになります。サロンの中には、営業時間が終わってもカットやパーマなどの練習のために夜遅くまで店のスタッフと時間を共にすることもあります。また美容師は接客業です。全てのお客さんが自分と同じ波長であるとは限りませんし、中にはクレームの処理をするシーンもあります。店内での人間関係や接客が精神的な負担となり、退職する美容師も少なくありません。
肉体的な疲労も精神的な疲労も、憧れていた美容師を退職しなければならない理由につながっていることもあり、できるだけ普段の業務の中で蓄積される疲れを軽減することが重要なのではないでしょうか。
靴選びや毎日の入浴で、体の疲れを軽減しよう
まずは美容師が立ち仕事で疲れにくくするための工夫を紹介します。
立ち仕事には必須!疲れにくい靴を選ぼう
ファッションを重視してサイズの合っていない靴を無理して履いていたり、ヒールの高い靴を履いていたりしていることはありませんか? 疲れにくさを重視して靴を選ぶことで、足や腰などにかかる負担を軽減することができるようになります。疲れにくい靴を選ぶ際には、女性であれば体重を安定させるためにヒールの高さを5cm未満にしてみましょう。男女で共通しているものとしては、固い床からの衝撃を和らげるためにかかとの柔らかいものを選んだり、長時間歩き回っても大丈夫なように靴底のソール部分が曲がるものを選ぶことで、立ち仕事による疲れを軽減することができます。
シャワーで済ませず湯船に浸かりましょう
毎日のお風呂はシャワーで済ませているという人も多いのではないでしょうか。湯船にゆっくり浸かることで血流をよくすることができ、疲れを回復することができるようになります。また湯船に浸かることでリラックス効果を得ることもできるので、立ち仕事で疲れているという美容師にこそ毎日の入浴はかかせないものです。
人間関係や接客で疲れた心を回復させる方法
店内での人間関係や接客で疲れてしまった心を癒して、仕事を楽しみましょう。
時には一人になることも大切です
店内では先輩や同僚、後輩やお客さんなど、いつも人と接していることが多い美容師という職業ですから、疲れた心をリフレッシュさせたい時は、一人になってみてはいかがでしょうか。お休みの日は一日中自宅に引きこもってみたり、用事がある場合でも出来るだけ一人で行動をしてみたり、またインターネット社会と呼ばれる現代は、様々な情報が入ってくることでも疲れてしまいます。インターネットでSNSなどの情報を見ない、問題がないのであればスマホやパソコンの電源を1日落としてみるなどすることで、日頃の精神的な疲れを回復することに繋がるのではないでしょうか。