
テニスを趣味にしているという人も多いのではないでしょうか。テニスは足や腕の筋力を鍛えることができて、体力作りや運動不足の解消、ダイエットなどにぴったりのスポーツです。スポーツセンターなどのテニスコートでテニスをしている人を見てみると、意外と高齢の方も多く、テニスは生涯を通して楽しむことができるスポーツとも言えます。そこでここでは、テニスをより楽しむことができるように、テニスによる疲れを軽減するポイントを紹介します。
- とてもハードなテニスにも疲れにくいプレーがある
- 疲れを軽減するにはフットワークが重要だった
- 正しく靴を選ぶことでフットワークのパフォーマンスは上がる
Contents
ハード過ぎる!!テニスの疲れにくいプレーとは
実際にテニスを始めてみると思っていた以上にハードで、練習の後はクタクタに疲れてしまうという人もいるのではないでしょうか。こんなに疲れてばかりでは、いつまでたってもテニスが上達しないのでは?と考えてしまいます。
ただがむしゃらに練習をしていても意味がない
テニスで疲れてしまう原因はいくつかあります。もちろんハードなスポーツなので、ポイントを抑えれば全く疲れないというわけではなく、疲れを軽減するプレーを意識することで、これまで感じていた疲れを軽くすることができます。
フットワークを見直すだけで疲れは軽減できる
つま先を使いすぎていませんか?
テニスをして疲れがすごいという人の中に、普段のプレーでつま先ばかりを使ってコートの中を走り回っているという人もいるのではないでしょうか。テニスで足がすぐに疲れてしまうという人は、つま先を使いすぎていることで大きな負担がかかってしまっています。なんとなく瞬発力と言えば、つま先で軽く立ち回るような気もするのですが、普段私達が歩いている時はかかとから地面に着地しています。つま先で立ち回ってしまうことで体重がかかってしまい、さらにつま先を使って急停止などをしている場合は足腰に大きな負担がかかっている状態になります。
かかとを意識したフットワークで疲れは軽減できる
テニスには再度ステップやクロスステップ、バックステップやランニングステップなど、テニス特有のステップがあります。中級、上級になるに連れてステップの種類も増えていくのですが、疲れないための条件として、全てのフットワークに言えることが、かかとから踏み込むことです。ハードな動きの中で、体のバランスが求められるスポーツですから、かかとから踏み込むことで体重の移動も安定して、足や腰への負担を和らげることができます。
かかとから踏み込んでいるか確認するには
練習や試合の際に自分がかかとから踏み込んでいるのか、客観的に見ることができないので、なかなかわからないという人もいるでしょう。そんな時は練習用の靴の裏を見てみましょう。つま先から踏み込んでいる人の場合は靴の裏はもちろんつま先の方がすり減ってしまっています。これに対して、かかとから踏み込めている人の靴の裏は、かかとや内側にすり減りがあります。靴の裏のすり減り具合で自分のフットワークを知ることができます。
疲れを軽減するには靴選びもとても大切
テニスの疲れを少しでも軽減したいと考える場合には、靴選びも重要です。
テニスのフットワークを支える靴はとても重要
テニスはフットワークを駆使することで、ボールを打ち返すスポーツでもあります。ですからこのフットワークを支える靴はとても重要で、疲れにくいのはもちろんのこと、テニスの上達のためにも、靴はしっかり選ばなくてはなりません。また靴選びをしっかり行わないことで疲れやプレーに支障が出るだけではなく、思わぬ怪我につながってしまうこともあります。
正しいサイズのものを選びましょう
シューズの試履をする時は必ずテニスソックスを履いてから試すようにしましょう。ソックスがその場にないという場合には、自分の足のサイズよりも0.5センチ大きなサイズのものを選びます。また足の長さも大切ですが、足の幅もしっかり測ってぴったりのものを選ぶようにしましょう。
コートに合わせた靴を選びましょう
テニスコートの地面は、土になっているクレー、砂入りの人工芝になっているオムニ、コンクリートになっているハード、また中にはカーペットになっているところもあります。コートの種類に靴が合っていないと疲れやすくなりますし、フットワークも上手くいかなくなってしまうので、それぞれに合わせた靴を用意するか、お店に行くと全てのコートで使用することができるオールラウンドというタイプもあるので、コートの種類も意識して靴を選びましょう。