
腸内環境が崩れていると疲労を生じさせる原因になってしまいます。
ビフィズス菌を摂取して腸内環境を正常化させることが大切です。中でもビフィズスロンガムという種類のビフィズス菌が非常に効果的です。
- 腸内環境が乱れると自律神経のバランスも崩れて疲労の原因に
- ビフィズス菌が持つ腸内環境を整える効果によって疲労回復につながる
- 約30種類あるビフィズス菌の中でも特に効果的なのがロンガム種
腸内環境と疲労にはどういった関係があるの?
不規則な生活習慣や精神的なストレスなどにより、現代人の腸内環境は乱れがちだと言えるでしょう。特にこれといった病気ではないけれども、いつもお腹がゴロゴロして調子が悪い・便秘や下痢が続いているなどといった症状はありませんか?
腸は第2の脳とも言われるほどにたくさんの神経細胞が存在します。そして脳と腸がお互いに影響し合い自律神経を調整しているのです。すなわち、腸内環境が乱れていれば自律神経のバランスも崩れてしまうというわけです。
自律神経というのは、呼吸や心臓の活動、血液の循環、消化吸収といった生命を維持する機能を司っている大切な神経です。もしも自律神経のバランスが乱れてしまえば、心身をリラックスさせて疲労回復のための働きをする副交感神経が鈍ってしまい疲れやすくなったり、疲れが取れにくくなったりしてしまいます。
日頃から疲労感に悩まされているという方は、腸内環境を正常化させるということにも注目するようにしてください。手軽な方法として挙げられるのがビフィズス菌を摂取するということです。
乱れた腸内環境を整えてくれるのがビフィズス菌
ビフィズス菌というのは生まれてから1週間くらいの赤ちゃんの腸内に最も多く生息しており、その後年齢を重ねるごとに徐々に減少していきます。また、強いストレスにさらされているという方はより一層減少が進むのです。腸内には500種類もの細菌がいるのですが、健康に良い働きをする善玉菌、そしてまだ未解明の部分も多い日和見菌、さらには健康に悪い影響を与える悪玉菌も存在します。善玉菌が減少して悪玉菌が増えることによって腸内環境の乱れを始め、健康にはさまざまな被害がもたらされてしまうのです。
ビフィズス菌は善玉菌を増やすためのサポートをしてくれますので、悪玉菌を減らして腸内環境を正常な状態へと整えるための非常に大切な働きをしてくれます。腸内環境が整いますと自律神経のバランスも良くなり、疲労回復へとつながっていくのです。
ビフィズス菌の中でも特に注目したいロンガム種
さて、疲労回復のためにビフィズス菌を摂取することの大切さは分かっていただけたと思いますが、実はビフィズス菌というのは1種類だけではありません。ヒト由来のもの、動物由来のものなど全部合わせると約30種類もあるのです。その中でも特に優れた効果を持つと言われているのが「ロンガム」種という種類であり、健康な乳児から発見されました。
他のビフィズス菌と比べてどのようなことが優れているのかと言うと、生きたまましっかりと大腸に届くという点です。ほとんどのビフィズス菌が酸や酸素に弱いという特性を持っており、摂取しても胃に到達した時点で胃酸によって死んでしまうため生きたまま大腸には届きません。腸内環境を整えて疲労回復を図るという目的で摂取をするならば、特に「ビフィズス菌ロンガム種」がオススメです。