
寒い時期になると鍋やおでん、シチューやグラタンなど身体を温める食べ物が欲しくなります。
普段なんとなく寒いから選んでいる冬定番のメニューですが、身体を温めることで冬の疲労対策ができるのを知っていますか?
手軽に食べて暖まることができるスープで冬を乗り切りましょう。
- 身体が冷えて血行不良に陥ると疲労に繋がってしまう
- 血行不良を解消して血流をスムーズにすると疲労緩和に繋がる
- 暖かいスープなどを飲むことで副交感神経が優位になり疲労回復効果がある
Contents
身体が冷えると疲労に繋がる?その理由とは?
冷えると身体の血流は悪くなる
気温が下がる冬は身体が冷えやすくなることで身体の血流が悪くなってしまいます。血流が悪くなることで身体がだるく感じたり、むくんでしまったり、さらには疲れやすい、疲れがなかなか抜けないなど慢性的な疲労を感じるようになってしまうのです。
冷えと疲労の関係
冷えることで血流が悪くなると筋肉が固まってしまい体力的に疲労を感じやすくなってしまいます。また私たちの身体は寒い冬でも一定の体温を保つために自律神経が意識することなく働いているのですが、冷えたままの状態が続くことで自律神経は活発に動き続け過労状態になり、必要な時に上手く機能することができなくなってしまいます。
この他にも夜寝る時に寝室が寒いと交感神経が刺激されてしまいます。そうすると興奮状態になり目が覚めてしまうので不眠や睡眠の質が低下してしまい慢性的な疲労を招いてしまいます。
血行不良を解消すると疲労緩和に繋がる
血流の改善は身体の疲労だけではなく脳や精神の疲労にも効果的
冬の疲労対策はまず血流をスムーズにすることを意識しなければなりません。血流が良くなると酸素や必要な栄養素をスムーズに必要なところに運ぶことができるようになり、逆に疲労物質などの老廃物を上手く体外に排出することができるようになります。
暖かいスープを取り入れて日頃から疲労対策をしよう
大地震などの災害が起こった際に避難所などでは温かい汁物が作られ振舞われることが多くあります。これはできるだけ早く栄養を補給することができ、さらに身体を温めることで災害による肉体的な疲労や精神的な疲労を回復させる効果があるからです。
寒い冬には温かいスープを多く取り入れて疲労対策を行いましょう
暖かいスープを飲むことは血流をスムーズにして疲れにくい身体作りをするだけではなく、リラックスに繋がる副交感神経に働きかけることができるので不安やストレスを軽減することもできます。暖かいスープを取り入れることで身体も心もリラックスさせることができるのです。
豚汁や野菜スープなど具だくさんにすると手軽に栄養補給もできますし、白菜や大根、ほうれん草や小松菜などの冬野菜には身体を温める効果があるので積極的に取り入れてみましょう。