
パソコンやスマホなどで目を酷使して疲れ目の状態になると、首・肩のコリや痛みなどの症状も出てきます。
筋肉が緊張したり、自律神経のバランスが乱れてしまうことにつながりますから疲れ目を解消していきましょう。
- 疲れ目の不快感が首や肩の筋肉を緊張させてコリや痛みが起こる
- 毎日パソコンやスマホなど長時間操作しているという方は特に注意
- 適度に休憩をとったり、ストレッチしたりなど疲れを溜めない生活を
目の疲れと首・肩の症状が同時に起こりやすいのは何故?
長時間パソコンを使って仕事をしていると目が疲れてきて、次第に首や肩が凝ってくることがあります。また、それと同時に頭痛まで出てくるというケースもあります。同時に症状があらわれてしまうのにはいくつかの原因が考えられますが、疲れ目の状態で我慢して仕事をしていることによってストレスとなり筋肉を緊張させたり、目のピントが合わなくなってしまい頑張ってパソコンを見ようとして猫背の姿勢になってしまうというようなこともあるでしょう。
そのため、普段から首・肩のコリや痛みに悩まされていると同時に疲れ目も気になる…という場合には、疲れ目の改善についても考えていく必要があると言えるのです。
眼を酷使する生活スタイルの人は要注意!
疲れ目、そして首・肩の症状が起こりやすいかどうかは日頃の生活スタイルによって変わってきます。仕事で集中してパソコンに向かっているだけでなく家に帰ってからもパソコンやスマートフォンを長時間使っているという方、睡眠不足の方、運動不足の方、姿勢が悪く猫背になっている方などは特に注意が必要です。今は特につらい症状はないという方であっても、このような生活スタイルを続けているうちに急に症状が出てくることもあります。
疲れを溜めすぎないように仕事の合間合間にはしっかりと休息をとり、同じ姿勢を続けないようにストレッチをしたり、夜更かしをせずに早めに寝ることを心がけたり、使用している机や椅子、そしてパソコンの高さや位置を自分のベストなポジションに合わせたりすることで予防にもつながります。
知らず知らずのうちに乱れている自律神経のバランス
疲れ目というのは、自律神経のバランスにも悪影響を与えてしまいます。自律神経の働きが乱れてしまうことによって、目で物をみる際のピント調整機能が低下し同じ作業をしているのに疲れやすくなってしまうのです。
また、全身の血液やリンパの流れが悪くなって本来ならば体外に排出されるはずの老廃物が筋肉の中に溜まり、首や肩にコリが生じてしまいます。このように、目の疲れによってつらい症状の悪循環に陥ってしまうこともありますから気をつけてケアをしてあげなくてはなりません。