
週末は十分な睡眠を取って体を休めているのに、疲れが取れないまま新しい週を迎えてしまうことはありませんか?
疲労には肉体疲労、精神疲労の他に内臓疲労というものがあり、なかなか疲れが取れない原因は内臓の疲れも関係しています。
慢性的な疲れは内臓疲労を疑い、普段の生活習慣や食事生活を見直してみましょう。
- 肉体や精神と同じ様に内臓も疲労し、疲労は蓄積する
- 生活習慣や食生活が内臓疲労の原因になっている場合も
- 内臓疲労の改善は胃や腸を休めることが第一歩になる
Contents
肉体や精神だけではなく内臓も疲労する?
疲れたなと感じる時には体を休めたり、好きなことでリフレッシュすることで肉体や精神の疲労を回復することができます。それでも疲れが取れないと思う場合には内臓疲労も疑いましょう。
あまり聞いたことがない内臓疲労とは
内臓疲労による主な症状は疲労感であり、生命を維持する為に日夜問わず働き続けている内臓も働き続けることで疲れてしまいます。内臓の主な働きとしては消化、吸収、排泄はもちろんのこと体の水分量を調節したり、免疫を作ることで感染症などから体を守ったり、ホルモンを生成したりとこの他にも多くの仕事をこなしています。慢性的な疲れが取れなくなっている場合は内臓疲労が蓄積することで内臓機能が正常に機能することができなくなることから更に悪化してしまいます。肉体、精神を正常に保つ上でも内臓が正常に働くことは欠かせないのですから、根本的な疲労の改善策として内臓の疲労を回復させることが重要になります。
何気ない普段の生活習慣が内臓に疲労を蓄積させている
内臓疲労の原因として過度なアルコール摂取も
内臓の中でも疲労が蓄積しやすいのが胃や腸、肝臓です。内臓疲労の主な原因は生活習慣にあります。その中でも大きな原因の一つが睡眠不足です。24時間休むことなく働いている内臓も横になり睡眠を取ることで内臓も休息を取ることができます。もう一つの原因は暴飲暴食です。食べたものを消化して排泄するまでに18時間ほどかかるのですがその間、胃や腸は絶え間なく働き続けています。また過度のアルコールを取ることでアルコールを分解する働きを持つ肝臓も疲れてしまいます。睡眠不足や暴飲暴食などを続けることによって内臓の疲労は蓄積されてしまうのです。
内臓疲労が蓄積すると食欲不振や消化不良なども
肉体が疲れた時に疲労物質が発生し疲労物質は疲労回復物質を誘発させることで疲労回復に繋げることが出来るのですが、疲労物質が過剰に発生することで回復が追いつかなくなり蓄積されると体にとって有害なものとなってしまいます。体にとって有害な物質を無毒化するのが肝臓ですが、肝臓そのものに疲労が蓄積することで肝臓が十分な活動を行うことができなくなり、体には様々な症状が現れるというスパイラルに陥ってしまうのです。肝機能が低下するのは疲労によるものなので注意は必要です。また胃や腸も疲労が蓄積することによって機能が低下してしまい、食欲不振や消化不良などに繋がります。
内臓疲労の改善のポイントは胃腸から
内臓疲労を改善するポイントとしてまずは胃や腸のことを考えてみましょう。内臓を休める?と思う人もいるでしょう。ですが実は肉体や精神よりも簡単な方法で胃や腸を休めることができます。
胃や腸が疲れる原因に心当たりはありませんか?
胃や腸は食べたものを消化し栄養を吸収し、不要なものを排泄する働きを担っています。油っぽい食品ばかりに偏った食事メニュー、遅い時間帯の食事など胃や腸に負担をかけ、長時間働かなければならない食生活を送っていませんか?普段の生活習慣や食生活を振り返って胃や腸の疲労の原因を改善することが内臓疲労を回復する第一歩となります。
内臓に疲労を蓄積しない生活習慣が大切
胃や腸を休める為には働かなくてよい状態を作る必要があります。つまり空腹です。時間を決めずにだらだらと食べ続けてたり、就寝前まで食べるのを避け意識的に空腹の状態を作ることで胃や腸を休めることができます。