
あなたは旅行と聞いて何をイメージしますか?
羽を伸ばして、溜まった日々の疲れを癒やすことができるものとしてのイメージがあるのではないでしょうか。観光や温泉、グルメなどで思いっきり楽しむことでリフレッシュすることができると考え、連休などがあると旅行の計画を立てるという人も多いでしょう。
ですが、その旅行の目的がリフレッシュなら、遠くへの旅行はおすすめしません。
なぜなのでしょうか。
- 移動や温泉、料理やお酒など予定が詰まった旅行は逆に疲れる原因になる
- 旅行でテンションが上がる原因は不安を感じているからだった
- 疲れを取りたいなら自然のゆらぎを感じることができる近場の公園などがいい
Contents
旅行のスケジュールには脳を疲れさせるイベントが目白押し!!
せっかく行きたかった場所に旅行に行くのだから、観光や温泉、食事やお酒など、目一杯スケジュールを詰め込んで計画をするという人も多いのではないでしょうか。
ですがこれが旅行でリフレッシュできない大きな理由になってしまいます。
日常とは違うイベントで体や脳はヘトヘトになる
旅行先で、美味しい食事やお酒をいつもよりたくさん食べたり飲む、温泉に何度も入る、観光地では行列のできるお店を巡る、渋滞や混雑の中で移動をするなど、旅行先では様々な活動をします。
食べ過ぎや飲み過ぎや胃腸を消耗してしまいますし、温泉に入ると体が温まって体内の熱を逃がすためにエネルギーを消費します。長時間の移動や混雑している中での移動、車を運転しての移動は体力面だけでなく、脳も疲れてしまいます。
旅先ではアクティブに動くという人は特に要注意!!
楽しみにしていた旅行では、あれもこれも楽しみたい、様々な体験をしたいという思いから、いつも以上にテンションが上がってしまい、アクティブに動くという人も多いです。
お金をかけて来ているのですから、テンションが上がるのも無理はありませんが、必要以上にアクティブになってしまうという人は注意が必要です。
アクティブなのは緊張しているからだった
ワクワク、ウキウキという楽しい気持ちから、旅行先ではアクティブになってしまうと考える人も多いのですが、実は違います。
旅行先の多くは初めて行く場所です。普段と違う新しい環境の中では緊張感が高まります。これは私達が持っている防御本能が関係しており、初めて訪れた場所が安全かどうかを確かめるために、必要以上にアクティブに動いて周りを確かめている状態です。
これが、日頃の疲れを癒やしにきたつもりの旅行が、逆に疲れてしまう原因になってしまう大きな理由です。
疲れを取りたいなら遠出ではなく近場に出かけるのがおすすめ
溜まった疲れをリフレッシュするためであれば、遠くへの旅行ではなく、近場の公園などに出かけるのがおすすめです。
自然の中で過ごすことで疲れを回復できる
普段の生活の中で、なかなか自然と触れ合う機会というものは少ないのではないでしょうか。自然の中で呼吸をすることで脳に十分な酸素を送ることができますし、太陽の光を適度に浴びることで幸せホルモンであるセロトニンの分泌を促すことができます。
また、木や草花などから出る緑の香りには、ストレスを解消したり、疲労を回復する効果があると言われています。
キャンプなどのアウトドアに行く必要はありません。近所の公園などに出かけて、何をするでもなくぼーっと過ごす時間を作るだけで、日々の疲れをリセットすることができます。