
疲労因子が発生することで疲労回復物質も発生します。疲労回復物質の反応性を高めるためには日頃から疲労因子を適度な運動などで出しておくことが大切です。
適度な運動として家事をしながらでもできる“ながらストレッチ”を取り入れてみてはいかがでしょうか。
在宅勤務の合間に取り入れるのもいいでしょう。
- 軽い運動を取り入れることのメリットは豊富
- 運動をして疲労因子を作ることで疲労回復物質の反応を高めることができる
- 家事をしながら出来る“ながらストレッチ”がおすすめ
Contents
日常的に軽い運動を取り入れることの大切さ
健康な体を作るためには生活習慣の改善などと一緒に必ずと言っていいほど、言われるのが適度な運動を取り入れることです。健康や長寿のためには適度な運動をするとよいと言われることが多いのですが、なぜ適度な運動を勧められるのでしょうか。
なぜ適度な運動が大切なのか
適度な運動を取り入れることで肉体的にも精神的にも様々なメリットがあります。
例えば、
○心肺が丈夫になることで血液が綺麗になる
○脳の活性化に繋がる
○肥満を予防する
○ストレスを発散できる
○骨や筋肉が丈夫になる
などです。ですが、実はこの他にも適度に運動をすることで疲れにくい体を作る効果があるのです。
軽い運動が疲労の回復を早める?疲労回復物質の反応とは
疲労回復物質の存在
疲労回復物質とは名前の通り、疲労を回復する物質のことで私達の体内に存在するものです。この疲労回復物質は疲労因子が発生した時に疲れを回復させるために発生するもので、疲労因子と疲労回復物質は相関関係にあります。
疲労回復物質の反応を高めましょう
疲労回復物質の反応が高い人の体は疲れにくい体です。疲労回復物質の反応を高めるためには、普段から適度な運動で疲労因子を出しておくことで疲労回復物質の反応を高めるトレーニングをすることができます。
家事をしながらできる運動を取り入れて手軽にストレッチ
適度な運動ってどんな運動?
適度な運動と言われるけれども、どのくらいの運動が適度なのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。適度な運動の定義としては、心拍数が激しくならない程度で、ほどよく汗をかく程度の運動です。継続的に続けられることもポイントとなります。
すぐにでも出来る、ながらストレッチ
ウォーキングやジョギングをするために外に出るのもいいのですが、毎日続けるとなると億劫になってしまうこともあります。そこで、家の中で家事をしながらできる、ながらストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか。
○掃除機をかけながら・・・掃除機の柄を持って背筋をピンと延ばした状態でお腹を凹ませて片方の足を前に出します。掃除機をかける動きに合わせて膝を前後に揺らしましょう。
○テーブルを拭きながら・・・右手に布巾を持ってお腹に力を入れ、両足を肩幅より広く開いて膝を少し曲げたら、そのまま状態を前倒させて上体を左にねじりながら腕を遠くまで伸ばすイメージで力を入れてテーブルを拭きましょう。
○食器洗いをしながら・・・足を前倒に少し開いて、後ろの足のかかとを上げましょう。お尻に力を入れるのを意識して姿勢をキープします。
こういった動きを取り入れることで普段使わない筋肉を刺激して運動をすることができ、習慣づけることで疲れにくい体を作ることができます。