
しっかりと睡眠を取っているのに、なんだか疲れが取れないと感じることはないでしょうか?寝ているのに疲れが取れないのは就寝中に歯ぎしりをしているからかもしれません。
- 歯ぎしりが起きている時は眠りが浅い
- 歯ぎしりは疲れや頭痛、腰痛など歯とは関係のないところにも悪影響を及ぼす
- ストレスや疲労の軽減が歯ぎしりの軽減に
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自分ではわからない…歯ぎしりの原因とは
家族に言われて初めて知ったという人も多いのが、自分が寝ている間に歯ぎしりをしているということです。自分ではわからないので全く気づかなかったという人も少なくないでしょう。
歯ぎしりはなぜ起こるのか?
歯ぎしりの原因として考えられるものは、
・ストレス
・肉体的な疲労
・喫煙
・飲酒
などです。これらの原因が直接歯ぎしりを引き起こすのではなく、これらの原因によって眠りが浅くなることで歯ぎしりが起こりやすくなってしまいます。特にストレスや疲労は歯ぎしりに大きく影響していると考えられます。
無意識にしてしまう歯ぎしりは放置すると悪影響がいっぱい
放置しがちな歯ぎしり
自分ではなかなか気づくことができないため、歯ぎしりをしていることがわかっても「癖だからしょうがない」、「そんなに気にすることでもない」など放置してしまう人が多いようです。ですが放置することで疲労を回復するための睡眠で疲労を溜めてしまうことになり、悪循環になってしまいます。
この他にも歯ぎしりを放置することで、
○歯を噛みしめることで全身の筋肉が疲労し、肩こり、頭痛、腰痛、ヒザ痛などが起こる
○顎に負担がかかることで顎が開きにくくなる顎関節症
○歯の摩擦によって歯のかみ合わせが悪くなる
○インプラントや詰め物をしている場合には欠損してしまう
○歯が揺らされてしまうことで歯周病が悪化してしまう
など、こういった原因の1つになるのが歯ぎしりです。
歯ぎしりを治したい!治療はできるの?
歯ぎしりが気になる場合には早めの受診を
現代の医学では歯ぎしりを根本的に治療することは難しいとされています。歯ぎしりのメカニズムが十分にわかっていないことが理由として挙げられるのですが、治療をすることで体にかかる負担を軽減することは可能となっています。治療の内容としては、マウスピースを作成してかみ合わせの調整を行ったり、歯や顎にかかる負担を軽減するといった方法があります。歯ぎしりが気になる場合には歯医者さんに相談するとよいでしょう。
生活の改善やストレス・疲労の軽減も歯ぎしりの軽減に効果的
歯ぎしりの原因とされるストレスや疲労を根本から改善することも歯ぎしりを軽減する上では大切なことです。これらは自分でできる対処法でもあるので普段の生活を振り返って、歯ぎしりの原因がないか考えてみましょう。