
人見知りのため人と話すのが苦手だけれども営業職なので毎日無理をしている…という方も多いでしょう。そのような方は精神的な疲れが肉体的な疲れも引き起こし心身共に疲れる状態になりやすいので注意が必要です。
- 無理をして人と話すことは心労が溜まりやすいので要注意
- 精神的な疲労が肉体的な疲労も引き起こして心身共に疲れてしまう
- 疲れを溜め込みすぎず上手に少しずつ解消するように心がける
人見知りなのに営業職は常に緊張状態…
営業の仕事というのはとにかくどんどん人と話をしていかなくてはなりません。しかし、人見知りの方は思ったように話せなかったり、失敗を恐れて常に緊張状態が続くことも珍しくはありません。何とかして頑張らなくちゃ…人見知りを克服しなくちゃ…と思っていると、それがより一層プレッシャーになり心労を溜め込んでしまうのです。
初対面の人と話すときに緊張するのは、誰もが感じることです。決して自分だけではないと言い聞かせて、これからちょっとずつ克服出来るように慣らしていくと疲れやすい状態から脱することにつながるでしょう。
肉体的な疲労と精神的な疲労の違い
肉体的な疲労というのは、朝から活動を始めれば夜にいちばん強くなっていくものです。そして睡眠や休息を取ることで体に溜まっている老廃物などが取り除かれますから疲労は回復します。ただし精神的な疲労というのは異なります。朝起きたときからすでにグッタリと疲れを感じていて、休息を取ったとしてもなかなか疲労感が抜けなかったりするのです。また、心労を溜め込んだまま生活を続けていると、時間が経過するに従ってどんどん慢性化してしまい疲れやすくなってしまいます。
これら2つの疲労は原因なども異なりますが全く関係ないというわけではありません。心労によって筋肉が緊張して固くなり、骨格にも影響を及ぼし、内臓の働きが悪くなるなど、肉体的な不調につながることもあります。
疲れを溜め込まないよう少しずつ解消
それでは、心労を効果的に回復させていく方法についてご紹介していきます。いちばんシンプルな方法が「体を動かす」ということです。ランニングやストレッチを行うことによって、精神を安定させる作用を持つセロトニンが分泌されるからです。
また、人見知りをしてしまう方はご自身のミスや嫌なことをずっと頭の片隅に置いている方が多いのですが、好きなことや趣味に没頭する時間を作って楽しく過ごすことも大切です。楽しい時間を過ごしているときには嫌なことなど忘れてしまうかと思います。実はこの「忘れる」ということも心労を解消していくためには必要なことなのです。